音楽とカセットテープの様な関係

そもそも「遺伝子」と「DNA」って何?

という質問をよく受けます。ですので、一番分かりやすいと思われる説明をいたしますね。

DNA01

 

 

 

 

 



人のからだは、さまざまな細胞が集まってできています。皮膚を作っている皮膚細胞、筋肉を作っている筋肉細胞などです。

赤ちゃんには約3兆個の細胞があり、大人になる頃には細胞の数は60兆個になります。そして、その60兆個すべての細胞には「核」という物質が存在し、その核の中には「染色体」があります。

その染色体をほどいていくと、二重らせん構造のDNAになります。二重らせんDNAは2本の長いテープが「らせん」を巻いたような構造をしています。

DNA上には、生物のからだの構造や生命活動に必要なたんぱく質を作る為の設計図が沢山書いてあります。この長いDNA上には、さまざまなたんぱく質の設計図が並んでいて、この設計図の部分の事を「遺伝子」といいます。

いわば、「遺伝子とDNA」は「音楽とカセットテープ」の様な関係なのです。

DNAとは物質の名前であり、記録媒体そのものの名前。

そこに記録されたデータの事を「遺伝子」といいます。

そして、記録されているデータによって個性が決まるのです。

遺伝子とは、DNAという物質に刻まれた、生物の設計情報なのです。